梨こ🍐の梨愛💖

梨農園の常識を変えたい

梨の樹は今年74歳になりました!
絹が廃れ紡績工場が諏訪湖畔から消え、お蚕様が必要なくなった70年前。亡き父と祖父たちは、村中の桑の木を掘り起こし、未来を賭けて梨の木を植えました🌳🌳

春には梨の白い花が故郷を埋め尽くし、袋掛けは家族総出、隣り近所で助け合ってみんなで働きました。梨の村は活気づき秋には大型トラックいっぱいに積まれた梨が選果場を往復しました。🚛
そして今また梨は次々に切り倒され、かつての梨の村の面影はありません。梨は林檎より手が掛かるのに儲からない。無農薬で果実を育てられるわけがない。農業じゃ食べていけない。後継者がいない。この常識を変えることが梨こ農園の夢です💖💖

梨と共に生きる

元気な梨の樹を平気で切り倒せる農民がいるわけはなかったのです。この故郷には、梨の成長を喜び仲間と笑いながら働き続けた魂が今もあります💚
樹齢70歳を超えても500個もの甘く大きな実を育て上げる梨の樹の生命力。その枝は龍🐉のごとくどっしりと黒い。この梨に魅せられ、梨と共に生きようと思いました。

子どもの頃から両親と働きました。母がよく言っていた言葉を思い出します👵「畑が一番いい。嫌なこと、全部忘れる。」母と歌を歌い冗談を言い笑いながら働きました。梨畑にいると人は子どもに戻るのです。なぜでしょう?それは梨の木が土が草が空が風が、ありのままの自分でいいことを教えてくれます。要らないものをそぎ落とし、たった一つの命である自分が愛おしくなるのです。

決して枯れない梨

しかし毎年、自然の厳しさも味わいます☺️霜が降りて梨の花を凍らせ何も実がつかない年もありました。病気が蔓延しやむなく小さな実をもいで土に埋めたり、台風が収穫直前の実を振るい落としたり、、、。心を痛めながらも、また立ち上がることを教えてくれる梨。梨は枯れないのです。すべてを受け入れ、今日を生きています。
何があっても心の底から笑って生きていくことを梨は教えてくれています😊今を笑いながら生きていくことを、、。

梨畑で発見する自分

梨畑は、大地への感謝と自分の可能性を再発見させてくれる場所なのです。

是非💕この梨畑に来てください。裸足になって、梨の葉の中に顔をうずめて袋掛けをしたり、絵を描いたり楽器を奏でたり歌ったり踊ったり眠ったりお茶したり瞑想したりしながら、ありのままの自然と自分を楽しんでください🌈

是非💕梨を頬張ってみてください。一年という歳月を生き抜いて、皆さんのところに届く梨は、無数の梨の子どもたちの代表です。その百倍もの兄弟たちが土に還っていきました。あなたのもとに届くこと、これが奇跡💎です。

どうぞ、この梨を味わってください。力がみなぎってくるはずです👍🌏